自作する場合の雛人形の木目込みキットを選ぶコツ

自作する場合の雛人形の木目込みキットを選ぶコツ
雛人形というと、大半の方がデパートや専門店で購入をするものだと思われることでしょう。
伝統工芸品でもあるため、購入をするというのが以前のスタイルでした。
ところが昨今では、クラフトという観点で自作をなさる方もいるほどです。
大手玩具メーカーから2010年に木目込み雛人形を作れるキットが販売されて以来、さまざまなメーカーからも売り出されるようになりました。
これから自作に挑戦を使用という方もいらっしゃるでしょうが、その際のキットの選ぶコツを見ていくことにします。
まず初心者の場合だと、すでに人形の形が出来上がっているものがおすすめです。
通常はノミを使って一本の木を削ることになりますが、非常に難しい作業になります。
また選ぶコツで大切なのは、使用している材木の種類を確認することです。
ヒノキとカシが望ましく、スギやクヌギだと耐久性が弱いので長持ちをさせることが難しくなります。
この2つのポイントを押さえておくことです。
雛人形は子供の好みや難易度で選びましょう
雛人形には、いくつかの種類があります。
7段飾りの豪華なものから、ケース飾りで出し入れの手間がかからないものまで選べます。
親王飾りは、男雛と女雛だけの雛人形です。
大きさは様々ですが、シンプルなので飾る際の難易度は低めです。
3段飾り7段飾りと、飾る段数が増えるにしたがって人形や飾りも増えるので難易度が上がって行きます。
7段飾りでは15体の人形と道具を、決められた場所に配置しなければなりません。
雛人形の標準的な飾り方では、人形と道具をそれぞれの格式と序列に従って並べます。
もともとは平安貴族の婚礼の様子を模したものだと言われ、格式と序列を守ることで仕上がりも美しくなります。
しかし地域によって、男雛と女雛の左右が逆になる場合があるので初めて飾る場合には確認が必要です。
見栄えのする雛飾りを買ってあげたいという気持ちもわかりますが、子供によってはコンパクトサイズがかわいくて好きな場合もあります。
雛人形を選ぶ際には、子供の好みや難易度に気を配りましょう。